創世記‐世界の大変動
その証拠は創世記に記されている世界の大洪水を指し示しています。化石層は過去におけるある種の海洋の世界的壊滅と大変動を証しています。全ての化石の記録は(まれな例外を除外して)堆積岩の中に埋もれた層から発見され、堆積岩層は水理分類の結果です。地質学者のドクター。ジョン・モーリスの記述から、“堆積岩の定義は、移動する流体(水)が抑え付けられ堆積した層で、石またはどこかに存在した他の物質、または腐敗または溶解し、現在の場所に繰り返し沈殿したものである。”(モーリスの“新しい地球”ページ51から、2001年)
地球の表面は約70%が堆積岩で覆われています(その他30%は火成岩と変成岩から成っている)。“全ての化石層の95%は海洋無脊椎動物、特に甲殻類。残りの5%の内、95%が藻と植物の化石(4.75%)。95%の残りの0.25%は昆虫類を含む無脊椎動物(0.2375%)。残り0.0125%は魚のような脊椎動物。95%のうちわずかが陸上脊椎動物で、一つの骨にも満たない。(例えば、発見された恐竜の骨はたった1,200.)”(Ibid.ページ70)。殆んどの化石は巨大な化石の墓で発見されています。地球地殻のその殆んどの化石の墓は高濃度に押しつぶされ、へし曲げられよじれた状態の化石で、それらは大量の腐敗した動物の死体が広範囲に積み重なっているようです。
創世記‐世界の人口統計
創世記の大洪水は、同様に今日の世界の人口統計を裏づけています。私たちは人類の進化は200万年前であると教えられました。では、なぜ今日の世界人口はたった60億なのでしょうか?紀元2000年には、世界の人口は60億を数えました。1985年、50億人を突破。1977年、40億人、1962年、30億人を越えた。1930年、世界の人口は約20億人、1800年、約10億人。世界情報では、キリストの時代(紀元1年)の世界の人口は約1/4億人であったと人文科学者達は供述しています。大洪水は約4,400年前の出来事で8人の生存者がいました。成長曲線に従えば、現在の世界の人口統計は4,400年前4組のカップルから来たと理解できます。人口増加の比率は1年で約2%ですが、では世界的飢饉や伝染病、またその他の災難はどうなるのでしょうか?例えば、黒死病はヨーロッパ全人口の1/3を死に至らせました。けれども、わずか100年足らずで、人口は回復し元の全人口統計を超えたのです。なぜなら、インフラ(社会基盤)が既に確立されているからです。第二次世界大戦で世界の人口が下落したとはいえ、ベビーブームと共にたちまち回復したのです。多大な喪失の後には必ず大規模な出生ブームが起こります。結論:もし人類が100万年前から生存していたなら(200万年前を保持する進化論支持者の半分として)、現在の増加率から割り出すと、世界の人類統計は10と8600、プラスゼロが後8つ加わることになる信じられない数となるのです!
創世記‐世界的分散
創世記の次の記録は人々とそのグループの分散です。本来、言語は一つでした:“さて、全地は一つのことば、一つの話しことばであった”(創世記11:1)。主は御自分の摂理によって、家族である人々をその言語のグループごとに分散する事を決められたのです。ある人文科学者たちによれば、神が言語ごとに人間のグループを分散した理由は、私たち人間は意図的に神に逆らって“地を満たす”(創世記1:28,9:1)決断をしたからであると信じています。人々は自分自身にこう言い聞かせ,“さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから”(創世記11:4)。何が理由であったにせよ、“さあ、降りて行って、そこで彼らのことばを混乱させ、彼らが互いにことばが通じないようにしよう”(創世記11:7)。“こうして主は人々を、そこから地の全面に散らされたので、彼らはその町を建てるのをやめた。それゆえ、その町の名はバベルと呼ばれた。主が全地のことばをそこで混乱させたから、すなわち、主が人々をそこから地の全面に散らしたからである”(創世記11:8−9)。